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親の威厳死守シリーズ

社会|一緒に解く

日本の川|長さの1位と広さの1位は別の川

川の資料は、丸暗記ではなく「順位と差」で読むと頭に残ります。長さの順位と、流域面積(川の水が集まる範囲の広さ)の順位がちがうことに気づくのが第一歩です。国土交通省の資料で一緒に読み解いていきます。

「川の名前と数字が、覚えられん」。

社会の家庭学習で、こう言われることはありませんか。

親の威厳を保つためにも基礎基本は一緒に考えたいですよね。

川の資料は、数字を丸暗記するのではなく、「順位と差」で読むと頭に残ります。大事なのは、長さの順位と、流域面積(川の水が集まる範囲の広さ)の順位がちがうことです。親が返す問いも、この1つです。「それは長さの話? 広さの話?」

この記事のポイント

・合言葉は 「長さと広さは別々に読む」。長さの1位は信濃川、流域面積の1位は利根川

・長さのベスト3は、信濃川(367km)・利根川(322km)・石狩川(268km)

・川は上流と下流で名前が変わることがある(信濃川は、長野県では千曲川)

基礎問題

次の図は、日本の長い川ベスト3を表したものです。数値は、国土交通省の資料をもとにしています。問い1 日本で一番長い川は何川で、何kmですか。問い2 2位と3位の川の名前を答えなさい。問い3 信濃川と石狩川では、長さが何kmちがいますか。

日本の長い川ベスト3。信濃川367km、利根川322km、石狩川268kmの棒グラフ

解き方 ― 棒の長さで比べる

親の声かけ

「棒の長さを見比べて。一番長いのは、どれ?」

一番長い棒は、信濃川です。

問い1の答えは、信濃川・367km です。

問い2は、2位が利根川(322km)、3位が石狩川(268km)です。

問い3の差は、

367 − 268 = 99km です。

長さのベスト3は、「信濃川・利根川・石狩川」の順で覚えます。この3つの川は、このあとの応用にも出てきます。

応用問題(入試レベルの応用問題)

次の表は、日本の3つの川A〜Cの資料です。国土交通省の資料をもとに作った、入試でよく出る「資料から川を当てる」形式の問題です。A〜Cは、信濃川・利根川・石狩川のどれですか。根拠もいっしょに答えなさい。

川長さ流域面積注ぐ海下流の平野
A367km11,900km²日本海越後平野
B322km16,840km²太平洋関東平野
C268km14,330km²日本海石狩平野

川の流域面積の棒グラフ。広さの順位は長さの順位とちがうことを示す図

応用の解き方 ― 長さの順位から決める

親の声かけ

「まず、長さの順位だけで決められるのは、どれ?」

Aは長さ367kmで、日本で一番長い川です。

Aは信濃川です。流域面積は3位という点も、信濃川の特徴と合います。

Bは、流域面積が16,840km²で日本一です。関東平野を流れて太平洋に注ぐので、

Bは利根川です。

Cは、北海道の石狩平野を流れています。長さ3位・流域面積2位で、

Cは石狩川です。

答えの形:A=信濃川、B=利根川、C=石狩川。「長さの1位と広さの1位は別の川」が、この問題の決め手です。

親の役目は、ここまでで十分です

教えるのは、聞かれたときの1問だけ。深い積み残しの立て直しは親の役目ではなく塾の仕事です。

「それは長さの話? 広さの話?」と聞き返すところまでは、ご家庭で十分に支えられます。川の流れと産業を結びつける問題など、資料を組み合わせるものの立て直しは、塾にお任せください。

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